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ICOについて、多角的な情報を書いていきます。

資金調達をしたい方におすすめのクラウドセール

クラウドセールとは

クラウドセールとはプレセールや、トークンセールなどとも呼ばれているICOのことです。 これはInitial Coin Offeringの略称で、資金調達を目的に行われています。 新たに仮想通貨を発行することにより、世界中の投資家に向けて販売し、資金を得る仕組みで、市場の売買開始までの期間が短いのが魅力です。 ICOを、資金が必要な企業もしくはプロジェクトが始めると、独自にブロックチェーン上でコイン、あるいはトークンと呼ばれるデジタル資産を発行して、販売することが可能です。 基本的に発行自体は企業やプロジェクトのような大きな組織ではなく、個人でもブロックチェーン上で行うことが可能で、誰でも資金調達を行うことが出来ます。

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トークンのタイプ

コインやトークンの役割は発行者が好きなように設定できますが、大きく分類すると、通貨型と資産型になります。 通貨として流通するのが目的の通貨型は、プロジェクト内のあらゆるサービスを利用する際に、使用料として用いられています。 ネイティブ通貨と呼ばれるものは、ビットコインのようにブロックチェーンの維持自体に使用されているのが特徴です。 資産型は特別なコミュニティへの参加資格を得たいときや、土地や金などの所有権を示したいとき、プロジェクトで発生した収益の分配を手にしたいときなどに利用できます。 さまざまな役割を持ったコインやトークンは、発行後に各取引所が許可すれば、スピーディーに売買することが可能です。 なかにはクラウドセール実施のわずか1週間後で取引所に上場され、売買が開始されたこともあります。 かつては厳しい審査を突破し、IPO(新規株式公開)を行わないと、市場で株式の販売をすることが出来ませんでしたが、クラウドセールなら市場での売買開始までの期間が短いので、利用者には人気があります。

ICOのメリット

企業やプロジェクトがICOを行うメリットは、投資家を募る手間を省けることです。 昔は投資家から多くの資金を調達するためには、事業計画書を作成してから、投資家へのアプローチを繰り返す必要がありました。 それで何とか調達まで話が進んだとしても、株式を投資家に提供しなければなりません。 ICOなら、株式の保有はそのままで、世界中に資金調達を求められますし、コインやトークンを多くの人が購入すると、ネットワークも広められます。

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投資家にとってのメリット

投資家がICOを行うメリットは、これまではリーチさえも難しかった将来性のある企業やプロジェクトに、初期の段階から投資を行えることです。 その後に企業やプロジェクトが優れた成果を上げると、多大なキャピタルゲインが見込めます。 少額投資も可能で、1万円程度からでも始められるので、年齢が若い方や、投資の初心者には利用しやすいと評判になっています。 企業やプロジェクトは、発行するコインやトークンの扱いを調べてから、クラウドセールを始めるようにしてください。 国によって、法的にどのような扱いになるかが違うため、違法または規制の対象になることもあるからです。 ICOをはじめとするデジタル資産についての法定義が定まっていない国も多いので、そのようなところで実施する場合は注意が必要です。 コインやトークンの買い占めを、少数の投資家が行うケースもあるので、ある程度のリスクも頭に入れておくことが大切です。 投資家がクラウドセールを始めたいときは、正しい情報に基づいて、自己責任で行うようにしてください。 コインやトークンは株式とは違い、企業やプロジェクトの経営権とはかかわらないので、投資家があとで運営チームに口を挟むことは出来ません。 ホワイトペーパーなども英語で書かれているので理解しにくいですが、そのようなリスクもあると知ったうえで始めるようにしましょう。