ICO INFOMATION | best ico list website(はてな)

ICOについて、多角的な情報を書いていきます。

仮想通貨ICO案件の紹介-DOC.AIの事業内容とトークンセール

人工知能の現状

世界中でコンピュータが人間と対話して情報を収集をしたり、適切なアドバイスを行う事が出来る人工知能(AI)についての研究が行われています。 一部は実用化されて、人と対話する人形やiOSを使用する携帯端末に搭載されている人工知能機能の「Siri」などに応用されています。 人工知能を活用することで、これまで人手に頼っていた作業を自動化することが可能になります。 コンピュータが統計的に情報を処理することで、ヒューマンエラーや判断結果の食い違いを排除することが可能になります。

f:id:ICOMAGAZINE:20171014204802j:plain

医療分野での人工知能

DOC.AI(ドック・エーアイ)と呼ばれるプロジェクトでは、従来は人間(医師)によって行われてきた病気の診断を、人工知能が肩代わりする医療サービス用のプラットフォームの開発が行われます。 現在、医療技術の進歩と共に医療サービスを利用する患者の負担が重くなる傾向が見られます。 日本のように公的な医療保険制度が設けられている国では、高齢化により国の負担が増加しています。 一般的に医療サービスの多くは人手によって提供されることから、他の業種よりも費用が高額になってしまいます。 米国のように公的な医療保険制度が存在しな国や地域に住んでいる場合、高額な医療費を支払うことができない人は病気にかかっても適切な医療サービスを受けることができない場合があります。 これまで人が行ってきた診察を人工知能に置き換えることができれば、医療費の負担を大幅に軽減することが可能になります。 医師が患者から症状を聞き出して病気の診断を行う際は、経験を通して蓄積してきた情報によって診断結果が左右される場合があります。 もしも経験が少ない医師が診察を行うと、誤診のリスクが高まります。 例えば日本国内では滅多に患者が発生しない他の地方で流行するような伝染病に罹ってしまった場合に、医師の誤診が原因で適切な治療が受けられるまでに長い時間がかかってしまい、手遅れになってしまう恐れがあります。 脳腫瘍などのように医師によって診察結果や治療方法に大きな差が生じるような病気であれば、セカンドオピニオンとして何人かの医師に診察を受けることが推奨されるようなケースがあります。

人工知能による医療の進化

これに対して診察の際に人工知能を活用することで、コンピュータに蓄積されてきた膨大な量の症例から病気の原因を突き止めることが可能になり、医師の経験の違いによって診察結果が左右される心配がありません。 DOC.AIでは患者から症状を聞き出して診察を行うプロセスを人工知能機能を搭載したコンピュータが行うため、人件費を削減することが可能です。 病気の症状についての情報が大量に蓄えられているので、発作などの症状が発生する頻度や場面を統計的に予想することも可能になります。 DOC.AIのプロジェクトが成功すれば、患者は低コストかつ適切な処置を受けることが可能になります。

f:id:ICOMAGAZINE:20171017161817j:plain

DOC.AIプロジェクトでのICO

DOC.AIプロジェクトでは、2017年9月28日から仮想通貨ICOトークンセールが開始されています。 目標額は3千万ドルで、順調に資金が集まれば2018年度中にサービスが開始される予定です。 このプロジェクトで販売されるNEURON(NRN)トークンの価格は1NRNあたり0.10USD(約11円)に設定されています。 NEURONトークンの購入方法ですが、公式サイトにアクセスして右上に表示される「Taken Sale」をクリックします。 「Participate In The Crowdsale」をクリックすると、登録画面が表示されます。 メールアドレスとパスワードを登録してサインアップを行い、ログインしてからトークンを購入することができます。 トークンの販売はスマートコントラクトで自動的に処理が行われるので、匿名で参加することができます。